お墓の終活相談事例

終活カウンセラーの角田です。

先日のご相談です。

墓地を探している、と一人の初老の男性。現住所の青江・豊成エリアを中心に初めは墓地探しのご説明を

しておりましたが、だんだんとお話を聞くにしたがって、それ以前に考えるべき問題があることが分かりました。

高知ご出身の男性は四万十の山間部深くに立派な先祖墓がおありで、

建立された先々代の遺言で移転改葬を禁じられているとのこと。

お父様も望んですでにそのお墓に納骨され、今は岡山にお呼びしているお母様も同じく生まれ育ち

ご夫婦で過ごされた高知へ納骨されることを望まれています。

ただ、男性がご自身の体力低下に伴い、いつまでお参りできるか自信がなくなられてきている。

ご長男も倉敷に住まわれ、岡山で墓地からお墓を構えたいという思いで

終活の一環として検討を始められたのです。そして、これらの状況を元に、私からいろいろな選択肢ごとの

ご提案やアドバイスもいたしました。

しかし、この男性は一番大切なことをなおざりにされていたのです。

すなわち、これからお墓を引き継いで守っていく、またお参りしていく奥様やご長男ときちんとお話し合いを

されていないことが見えてきたのです。

奥様に至っては一緒に考えてくれることを放棄されている様子。

私からは、一番大切なことなので、じっくりとご家族でお話し合いをされることをお勧めしてお別れしました。

 

ところで、お墓の仕事に長く携わっておりますが、「二人でお墓のご相談に来られるご夫婦は仲が良い」。

先々はさておき、だいたい当たっているようです。お読みの貴方は大丈夫ですか…

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