こんにちは。
デザイン担当の角田です。
「デザイン墓」は、洋墓のスタイルが基本となりますが、そこに形式や固定観念に囚われない、
現代的で故人への想い入れを反映したお墓といえます。
和型と洋型を融合させたような比較的落ち着いた形から、
故人の個性を偲ばせる突飛で斬新な形まで多種にわたる。依頼人が遺族だけではなく、
生前に個性的な墓石をデザインし注文することも珍しくない。
デザインの要素としては墓石の形状、色、表面の加工、石材、彫刻、碑文、付属品などがある。(参考:ウィキペディア)
仕事の20年を振り返ってみて、お墓は建てるのが当たり前だった頃は、“和墓にするの?
洋墓にするの?”というタイプの選択がありました。
お墓のカタチを“自由”に“個性”を大事に考えられるようになってお墓のスタイルがずいぶん変わったと思います。
昨今、永代供養を選択する人や墓じまいが急増している状況を見ると、
ご先祖供養や亡き骸への尊厳は弱くなってきたように感じます。
お墓が必要か? どこに埋葬(納骨)すると都合が良しか?
と、合理的に考えることが全て悪いとは思いませんが、よく言われる「ご先祖様が見ているよ」という
良心を守る部分は大切にしたいと思います。
和墓であっても洋墓であっても、お墓を建てない納骨堂のような永代供養であっても、
故人を想う心は同じはずです。
10年後のお墓のカタチはどんなものになっているのかな?
少々不安もありますが良いカタチで未来に残して行ってもらいたいと思いました。