こんにちは。
終活カウンセラーの角田です。
7年前にご夫婦での永代供養のお申し込みをいただいていたご主人が亡くなられました。
当時すでに認知症になられた奥様の介護をなさっていたご主人です。
それから1年ほどで奥様が亡くなられましたが、しばらくはご納骨されずお手元に置かれ一緒に暮らしておられました。
そして踏ん切りをつけられご納骨した際のこと。奥様(のお骨)に「もう来んかもしれんからな」などと語りかけながらギターで一曲歌われたのです。
音の反響が全くない屋外でありながら、よく通るプロ級の歌声に奥様へのお気持ちを深く感じさせていただきました。
ところで「もう来んかも」などと言われたご主人でしたが、その後も墓地で歌声を頻繁にお聞きしていたことは言うまでもありません。
そのご主人が亡くなった知らせを聞いて奥様への愛情を思い起こしたことでした。