こんにちは石豊の角田です。
少し前になりますが、ある女性の実家の墓じまいの工事をお申し付けいただきました。
3姉妹で決断をされたのです。
ただ、その決断はその方への余命宣告により時期が早められたように感じられました。
その女性はさらにご自身が亡くなった後の永代供養を検討され、ご見学の上で
バラの合祀に心を決めて帰られました。
その後の冬その女性が亡くなられたことは姉妹の方からお聞きしましたが、
私どもからのお声掛けはご遠慮いたしておりました。
そうしましたところ、ある日その女性のご主人から連絡をいただき、
奥様のご納骨先についてご見学とご相談をお受けいたしました。
ご主人にお聞きしたところ奥様がバラの合祀を選択されたのは残される家族への
負担を第一に考えられたことが理由だったそうです。
確かに個別タイプより合祀タイプの方が費用負担は少ないのです。
しかし、ご主人とお嬢さまが熟考の末出された結論は、
みどりケ丘聖光苑の桜の樹木葬個別タイプでした。
闘病中の奥様が桜を見るまで頑張りたいと希望されていたからとのことです。
お打合せ内容の隅々にさりげなく奥様への想いがちりばめられたお客様でした。