「自然葬だからこそ」 

こんにちは。

デザイン担当の角田です。

樹木葬を始めて1月で丸6年が経ちます。

これまで多くのご納骨のお手伝いをさせていただき、どのご納骨も遺族様にとって特別なことだと思います。

また、通常の墓石に納骨するよりも自然葬である樹木葬で埋葬するほうが“別れ”の実感があるように思います。

自ら埋葬し土をかける…。それは故人と家族だけの特別な瞬間です。

穏やかだったり、涙したり、静寂だったり、お孫さんに囲まれてにぎやかだったり…。どれも尊いと感じます。

それらの中で、心に深く沁みたご納骨がありました。

樹木葬のご納骨でお土に入れる直前、ご遺族の一人が「最後にギュッとしてもいいですか?」と、

白い袋に入れ換えた小さなお骨をギュッと、胸に抱かれました。

ほんのひと時のことでしたが、大きな愛情表現に参列した誰もが故人を想ったことでしょう。

“納骨”はお骨を納める儀式が中心になりがちですが、

安らかに土の中で眠って頂くという意味では、

土へ埋葬する自然葬だから“お別れ”を丁寧に感じられるのかもしれません。

そんな一瞬を大事にしたいと思いました。

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