夫へ・・・感謝でいっぱい ②

こんにちは。お客様係りの山嶋です。

前回のお話の続きをさせて頂きます。

回忌法要に向けて、納骨室を広げられたいとS家様よりご相談をお受けしました。

九寸二重台のお墓から、納骨室を広げる場合は「四ツ石」を入れて九寸三重台にする工事になります。

先祖墓のため、将来のお骨納めを考えられてのことでした。

庵治石(あじいし)のお墓は「石目(いしめ)」を合わせて、取り寄せないといけません。

専務から仕入れ先の代表の方へご相談してもらいました。

現地へ同行。

長年のお付き合いがある業者さんです。専務と息もぴったりです。

これで、加工も安心。

お寺様へ「抜魂(ばっこん)」の日時のお問合せをしました。

壇家さん(だんかさん)にならる方が少ないなか、単発でお受け下さる「お寺様」のご紹介もしています。

「抜魂」をしてお骨出しをしました。三名様が入られていました。

工事の間は、お骨の保管についてのご心配もあることと思います。

こらら聖光苑内にある「棚式(たなしき)の納骨堂」でお預かりさせて頂き、全てお任せください。

工事も無事に完了しました。

どちらが?上か下かわからないほどの仕上がりでした。

「私の役目。これで大安心。きれいになって嬉しいわ。立派なお墓を主人が作ってくれたから有難い」と

喜んで下さいました。

今度は、「入魂(にゅうこん)」して「お骨納め」を致しました。同じお寺様ですのでお互いが緊張もほぐれています。

お母様も毎日のお掃除に励まれるとのこと。

喜んで下さって本当に良かったです。

 

 

 

芝台(しばだい)

芝台とは、台石の中で一番下部に据えられる石のことです。
4つの石で組まれていることから「四ツ石」とも呼ばれ、カロートの役割を果たすこともあります。

カロート

カロートとは、遺骨を埋葬あるいは安置する空間のことです。
カロ―トの形状は地域によってさまざまです。
主に、土中のカロートと地上のカロートに分けられます。

  • 土中のカロート
    盛り土の中にカロートを設け、その上に墓石を建立します。
    4つの側面を御影石で囲み、底面は土に還るようにしておきます。
    また、関東ではカロートを棚状に作り、複数の骨壺を安置できるようにしておきます。
  • 地上のカロート
    西日本、特に九州に近づくと地上のカロートが間につきます。カロートがどんどん大きくなり、やがては沖縄のお墓で有名な亀甲墓のように、人の住む住宅までに大きくなります。

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