こんにちは。
みどりヶ丘聖光苑の高松です。
今回は、6年前に県北から先祖墓をみどりヶ丘に移転してきた時の話しです。
施主様の先祖は、県北でかなり有名な家系で、町長をされた方、弁護士をされた方が先祖代々おられました。
必然的にお寺の檀家総代もされ、お墓といえば、大きさもさることながら、石材も庵治石を使われた個人墓でした。
通常、先祖墓に庵治石を使われる方は多くおられますが、個人墓で大きさも先祖墓と同じという家は、
私自身初めてでした。それも5基、お墓を見た時に名士の家系だと思いました。
ただ、施主様は岡山市内に住まわれていたので、お墓参りが大変だと。
そのためお墓を市内に移転して、市内の同じ宗旨のお寺の檀家になろうと考えられたのです。
ところが、いざ移転する時に今までお世話になったお寺様に閉眼(へいがん)と離檀をお願いしたところ、
お寺様から離檀料300万円と言われビックリ仰天。
閉眼当日、施主様から依頼され同行。直接住職とお会いしたのですが、
施主様より遥かに若い住職でした。私が、離檀料の金額を質問したところ、
施主様の先祖代々を、住職の先祖代々が拝んできた代金と言われましたが、
私自身、口がぽかんと開いた事を思い出します。
当然のことですが代々お布施はその都度払い、名士でしたからむしろお寺にも何百万と寄付をされてきた家です。
今迄のお寺に払ったお金は過去の事で、新たに離檀料とはどういう事か思いましたが。
離檀とは?
・お寺にあるお墓を移転・撤去して檀家を離れることを「離檀」といいます