お地蔵さまの赤いよだれかけの意味

こんにちは。

東山聖光苑の山嶋です。

本社を含め、聖光苑には「お地蔵様」がおられます。

年に数回、「お着替え」も致します。

「お地蔵さん」は?以下抜粋させて頂きますと・・・正式名称を「地蔵菩薩じぞうぼさつ」といいます。

その名前の由来は「大『地』が全ての命を育む力を『蔵』するように、

苦しんでいる人々を慈悲の心で包み込んで救って下さることからだといわれています。

「菩薩」とは、成仏を目指し修業をする、いわば「修業者」を指し、「如来」に次ぐ存在とされています。

お釈迦さまこと「釈迦如来」が入滅(亡くなること)してから、

「弥勒菩薩」が悟りを開いて「如来」となるまでの間に56億7千万年というとてつもなく長い時間が

かかるとされているため、その「如来不在の期間」に地蔵菩薩が人々を苦しみから救済する、

と信じられてきたのです。

「道祖神」として信仰されてきたため道端に鎮座している事が多いのですが、

これは「村の外=あの世(鬼が住んでいる所)」「村の中=この世」という思想が日本にはあったため、

あの世とこの世の両方に存在できるお地蔵さんが、村の境界線に立てられたことによるものです。

「赤いよだれかけ」は?

これは賽の河原をさまよう子供たちを救う役割を担っているので、子供を守る神様としての信仰もあるからなんです。
子供が元気に育ちますようにと、赤い色は魔除けの効果があると信じられているので、お地蔵さんに赤い前掛けや帽子を奉納するようになりました。

ちなみに石豊では、全霊園のお地蔵様の「よだれかけ」は私(山嶋)が縫製しております!!

 

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