終活カウンセラーの角田です。
時々セミナーでお話しするために招かれますが、講演後に個別の質問・相談もいただきます。
やはり一般論は一般論として、皆様個々の事情がおありなのです。
また、人それぞれの価値観があるので「私はこうしたいと思っているが、出来るかどうか」なんてご相談(?)も時々あるわけです。
その中で印象的だったお話を1つ。
ルネスホールでのセミナー後の個別相談にて。高齢だがしっかりした婦人でした。
岡山市営の笠井山に墓地・墓石あり、ご主人も納骨されている。ご子息も岡山におられます。
ただ、自分の希望(というには強い意志でしたが)でお墓には入らない、と言われるのです。
ご主人と一緒が嫌だとかではなく、また宗教的な影響でもなく、自分の骨は火葬場から持ち帰ってほしくない。全て火葬場で引き取ってもらいたいが可能か。
というご質問でした。
結論だけ申し上げますと可能です。
火葬場にて家族(親族)の代表が署名捺印すればよいのです。
おそらく後から「やっぱり引き取れないか」ということを防ぐ書面になるのでしょう。
あとはご子息ときちんと話し合って署名捺印してもらえるよう理解が得られるかどうか、とお答えいたしました。
その後理解が得られたかどうか、興味がありますが私には分かりません。
相談されることで、出来る事や出来ない事も分かります。
とっくにお墓の問題は一般的に知られてない事が専門的な事が多くあります。
セミナー後の個別相談はもちろん、石豊でも個別相談をお受けしております。
お墓の事で聞いてみたい事がありましたら、お気軽にご相談下さい。