こんにちは。
みどりヶ丘聖光苑の高松です。
実家の旦那寺でご住職が亡くなり檀家だけが残っているお寺の「離檀」についてのお話の続きです。
ご住職が亡くなり住職の奥様を追い出したと聞き離壇を決めました。
離檀届けにサインして提出した一週間後、檀家総代からの伝言と親戚から連絡がありました。
お寺からの除名と現在隣の町から兼務して拝みに来て頂いている住職も拝みに行きませんとの事。
しかも「除名」は、この旦那寺という意味ではなく、「総本山西本願寺」の除名と言われ、
もうどのお寺にも来て頂けないと聞いた時は大変驚きました。
もともと総本山に登録されていないはず、登録されるのは院号を正式に西本願寺からつけていただいた者だけなのに、
登録されていないのに「除名」とは、おかしな話です。地方のお寺で院号をつけてもらっても、総本山に登録されません。
うちは先祖代々、三文字法名です。三文字法名は総本山には登録されません。
ましてご住職も亡くなられて檀家しか残っていないお寺のはず‥・。
腑に落ちない話に、兼務されてる隣町のご住職に確認のお電話すると、そちらに御持会費を納める形で、
今まで通りお参りに来て下さるとおっしゃって下さいました。
今回は檀家総代の方が離檀について快くよく思われていなかったので、
「総本山の除名」と言う言葉を使われたようです。
私は仏事に携わる仕事をしているのでおかしいと気づきましたが、何も分からない方は大変驚かれると思います。
もしおかしいと思われた時は、仏事に詳しい者にご相談される事をお勧めします!
田舎の小さな村では今でもこんな事があるのだと驚いたお話でした。
※令和2年3月末のみどりヶ丘の桜です。お空が曇っていますが・・・