こんにちは。
終活カウンセラーの角田です。
昨日ですが、長年のお客様からのご紹介で、墓石クリーニングのため現地案内をしていただきました。
少々遠方の広島県境近くです。
お父様がご健在のその男性は、おそらく４０代半ば。先祖供養のことを考えるにはお若い、
と思いながら現地近くで初めてお会いいたしました。
ところが会社でも重役を務められるこの男性は、終始爽やかにお墓を大切にされているお話を
一生懸命されるのです。
現地に到着して拝見したところ、クリーニングを依頼された２軒分の墓石は建墓して１０年余と新しく、
普段からよくお参りと拭き掃除されている様子が見て取れます。
その上、叔父様の家と嫁いだ叔母様の家のお墓ですから、言わば別の家。
そのお墓のクリーニングを回忌法要に合わせて、この男性がクリーニングのプレゼントをされるのです。
さらに驚いたことに、将来絶えることになる両家のお墓を、いずれは岡山市の自宅近くに移設してお祀りされる。
自分ができうる限りは墓じまいも検討せず、大切に祀り続けられる。
しかもそのために購入された民間の霊園で。
伺えば、常日頃より供養の大切さと意味をお父様から言い聞かされているとのこと。
墓じまいや永代供養を合理的に選択されるお話が多い昨今、久しぶりにすがすがしさを感じながら、
帰路の長い運転も全く気にならず帰ることができました。
