こんにちは。
終活カウンセラーの角田です。
弊社には長年にわたるたゆまぬ勉強と、豊富な経験と実績を積むお墓のデザイナーが在籍しております。
数々の受賞歴もある彼女は設計も担当しておりますので、お墓の機能を阻害するデザインは設計しませんし、
想いや理由なき「デザインのためのデザイン」もお勧めしません。
ところで、これからお伝えする内容について、お墓とお客様には罪はありません。
あらかじめご承知おきください。では、この写真をご覧ください。
最近入ったチラシにありました。
なんともバランスが悪い「デザインのためのデザイン」ではありませんか。
じつは、この元となるお墓は、弊社デザイナーがお客様とお気持ちや希望、
意向を十分話し合い、あるモチーフを抽象化してデザインしたものです。
十数年たっても飽きず褪せないバランスの取れたデザインは当時も某ローカル雑誌で取り上げられ、
大変な反響がありましたが、もちろんこのお客様以外には提供しておりません。
ご当家のためだけにデザインしたお墓であり、さらに他の依頼者はそれぞれの想いや希望をお持ちだからです。
ところが、その掲載からほどなく、偶然にもある共同墓地でこの写真にある「盗作」もどきの墓石を目にしました。
実物を「発見・採寸」出来なかったのでしょう。酷くバランスが崩されています。
さらに、このチラシの会社の店頭でも飾られているのも見ました。
意匠登録はしていませんので、私としてもそこに目くじらを立てるわけではありません。
以下の点について遺憾に感じるだけです。
- 他社のオリジナルデザインを臆面なく自社のお客様へ提供し、なおかつ店頭に自社デザインのように並べていたこと。
- バランスが取れていないことに気づいていないこと。(これが一番残念!)
- 十数年経ったのに、いまだにそのデザインに頼ってチラシに掲載していること。