こんにちは、みどりヶ丘聖光苑の高松です。
先週、勝央町に墓じまいと骨出しに行って来ました。
当家の方は、岡山に住んでおられ、墓参りに時間をかけて行かれてましたので、
新たに岡山で供養される事にされたのですが、本家の方から色々と墓じまいに
関して要望があり、当初の予算より大幅にオ―バしましたが、
全て要望を聞いての墓じまいになりました。
それでも、嫌な顔ひとつせず本家の方に、ありがとうございましたと
挨拶されてる姿をみて、本家・新家という関係を考えさせられました。
※以下、抜粋した記事です。ご参考まで。
戦前の民法での【本家、分家、新家】の説明をします。
本家と分家は相対的なものです。分家もそれから分けられるとき本家となります。
昔の一家は戸主を中心に親や兄弟、叔父、叔母あるいは従兄弟を含むその家に
住む家族の一団を意味しました(典型的なものとして合掌造りの家族)。
分家とは・・・
家族は戸主の許可を得て、自分の直系卑属(子・孫)と一緒にその家を離れることが
認められていました。
新家とは・・・
婚姻や養子で家を離れて、離婚や離縁により相手の家を離れた場合、復籍できましたが、戸主が拒否しますと、新たに家を創設することになります。
ほかに新家となるのは、親が誰かわからないときや家族が戸主に勝手に結婚したり、住所を変えたときにも戸主から離籍され新家が創設されることになります。