こんにちは。
終活カウンセラーの角田です。
弊社では毎週末多くのご納骨のお手伝いがあります。
そして終わった後時々、お供えは置いておくのか持ち帰るのか、とのお尋ねを受けます。
昔のように地元の墓地でお墓参りや納骨が日常の中にあり…ではなくなってきているからです。
そんな時、お寺さんが来られていると「鳥が汚くするから持ち帰ってください」とお答えも慣れたものです。
少し付け加えるなら、昔は「鳥が食べるのも供養のうち」と言ったものですが、
その頃は自宅とお墓が近かったので、あらためて後から掃除に行けたのです。
ところで今日のご住職はさらにお話を続けられました。
「昔の村墓地には墓守さんがおられ掃除や管理をされていた。
お墓参りのお供え物はお参りが帰った後、その墓守さんがいただいていた」と。
食べ物を粗末にしないことと墓守さんへの御礼を兼ねていたとのお話でした。
ご法事やご納骨の後に時々お聞きできるお寺さんのお話は仏教の心に触れる機会として、
いつもありがたく拝聴しております。