こんにちは。
終活カウンセラーの角田です。
なんとなく題名につられて見ていたテレビドラマ「珈琲いかがでしょう」。
画面からコーヒーの香りを感じながらも軽い気持ちで見ている内に最終回を迎えました。
主人公(中村倫也)が最高に美味しい珈琲を淹れてまわるのは移動販売車。
最終回では、移動販売車で多くの人に本当に美味しい珈琲を通して幸せを届けたい、
というのは主人公に珈琲の淹れ方を伝授して亡くなった師匠の夢だったことが明かされました。
そして師匠の、自分が死んだらお骨の一部を先に亡くなっているであろう妻と同じ墓に入れてほしいという願いも叶えることができました。
ただ意外なことに師匠に珈琲の淹れ方を教えた妻は存命でした。
生まれながらに大変病弱だった妻の命を助けるために身を引いた師匠ですが、その思いも叶えられていたのです。
私どもがお受けするお墓の相談では「一緒に入りたくない」という言葉をお聞きすることはあります。
反対にほとんどの夫婦が一緒に入られますから当たり前のことをわざわざ言うこともありません。
ただ、気持ちに反して引き裂かれた夫婦が、せめてお墓で再び一緒にという願望に強く心を打たれました。