こんにちは。
終活カウンセラーの角田です。
前回のひどい話を忘れる暇もなく同様のご相談がありました。
家族が亡くなり、やっと葬儀を終えた翌朝早くのことです。
前出の岡山最大手仏壇店の営業が来たそうです。
この先仏壇やお墓を守りしていく者が絶えることが分かっているので、
永代供養を考えているとご当家が断ると、「亡くなった人の供養にならない」「浮かばれない」「家が不幸になる」と強引にお墓や仏壇を勧めたそうです。
やはり当家の都合や状況はおかまいなく、自分のノルマと歩合しか頭にない人間だったようです。
それだけでもひどい話ですが、さて、この営業はご当家のご不幸の情報をどこから得たのでしょう。
尋ねればそれらしい答えが返ってくるそうです。
取りこんでいるご当家もそれ以上の追求はしません。
ところが立ち止まってよく考えるとおかしな言い訳ばかりだそうです。
仏壇店が実質経営している葬儀社からの情報でなければ、ご当家の檀那寺(これも問題ありです)、
それ以外は個人情報の漏えいです。
実は弊社も正式にご了解を得た当家に訪問するのですが、ほとんどの場合、弊社より先にこの仏壇店の営業が来ています。
中には葬儀当日朝(つまり葬儀前)に来たという笑えない話も。
いったいどうやって情報を入手するのでしょう、組織的、日常的に。
ところでこのパターン、以前ご紹介した悪徳石材店のお話でもありました。
共通点は個人情報の入手元が不明(怪しい)であること。
こちらから依頼していない訪問販売であること、強引な営業であることです。
少なくとも情報源が明確ではない訪問販売は看板にかかわらず信用しないことを強くお勧めいたします。
ご当家のにとって最善のあり方を一緒に考えてもらえるはずがないからです。