こんにちは。
終活カウンセラーの角田です。
本年も宜しくお願い致します。
先日親しい親戚の男性が亡くなり、12月にご納骨がありました。
年が変わってお伺いし、奥様ともゆっくりお話させていただくことが出来ました。
農業を愛して続けてこられたご夫婦は、宅地や農地が高速道路の用地にあたってしまい、
離れた場所への移転を余儀なくされましたが、やっぱり愛する農業を続けておられます。
実はその時、自宅そばにあったお墓も引っ越し先へ移転可能だったそうです。
ところが、奥様の強いご要望で便利な新しく近い墓地を選ばず、
従来の(少し移動はありましたが)墓所のままに残されたそうです。
そして12月のその墓所でのご納骨は、
お二人で苦労を共にして頑張って築かれた大切な場所であったことが伝わるものでした。
お墓を近くへ移転してお参りしやすくするのも供養を大切にする気持ちです。
そして、地元に残して、(心の)ルーツを感じられるように、少し不便でも
お祀りし続けることもまた供養を大切にするかたちだと強く感じたひとときでした。