こんにちは。
終活カウンセラーの角田です。
またまた悪徳セールスの話です。ある高齢のご夫婦がお盆にご相談に寄られました。高梁市のお墓をしまわれて岡山市北区に新たに建墓されるご検討中。ただ、岡山市のお宅用に新たな仏壇を購入されたのが大手仏壇店。その時の担当にお墓の話をしたらお墓の図面と見積りを持ってきたそうです。
ところでご当家は浄土真宗。その仏壇店のセールスは「高梁市の先祖のために先祖墓に加えて供養塔も必要」とお墓を一つ建てるのに比べて２倍以上の見積もりを持ってきました。その高額な見積もりに不安を感じての弊社へのご相談だったのです。
さて、変なことを言われるセールスがいたものです。詳細は省きますが、浄土真宗は先祖墓があれば「先祖を供養するための」供養塔は不要なのです。したがって仏事の知識が欠けているのか、騙して売り上げを吊り上げようとしているのか二つに一つですが、不要なものをわざわざ足している時点で…。
いつも申し上げますが、ノルマや歩合が最優先の会社はお客様を騙してでも売り上げを上げようとします。必要なない物や工事をあたかも必要であるかのように説明し費用を吊り上げるのです。真に良心的な会社とは、ご当家ごとの事情に応じて、むしろ不要な費用がかからないようアドレスする会社です。お客様に置かれましては、くれぐれもセールスが親身になってくれているのか、費用がかさむ方向に話を進めているのか、よく見きわめていただきたいと思います。
