終活カウンセラーの角田です。 今回はお客様の変化について。
かつてお墓はほとんどが「和型」と呼ばれ、地域性はありますが、おおよそ同じような形で建てられておりました。
主に異なるのは石種・大きさ・段数などで、そこで差別化を図ったわけです。
差別化と申しましたが今の時代とは違います。ではどう違うのでしょうか。
まず、かつては「前に倣え」、これまでの先祖がどうしてきたか。「右に倣え」、
周りがどうしているか、ほとんどの場合はこの二つの基準に沿って祀られてきました。
ただ、あえて周囲より大きくとか、従来より高級な石種にするなど差別化することもあったのです。
そういったわけで、かつて弊社にお墓の相談に来られた方々の多くが
「他の皆さんはどのようなお墓を建てているのか」とか「予算の平均はいくら位なのか」といった質問から
始まることが多かったのです。
翻って今の時代はどうでしょう。お墓を建てない選択肢までも含め「自分らしさ」=「差別化」となりました。
そのお話は次の機会に。