こんにちは。
デザイン担当の角田です。
お墓を移転する決断は、簡単な事ではありません。
お墓が古ければ古いほど、その地に根付いた先祖の歴史の重みがあるからです。
先日、お礼のおハガキを頂いたK家様の場合もそうでした。
親から受け継いだ墓守という大事な役目、そして子へ引き継がせる役目・・・。
現実の問題としてずっと田舎に通うことは難しい。
“墓じまい”を選択する人の多くは、自分たちの代で“墓守りを終わらせる”ことを考えて仕方の無いことですが、
これまでのように“引き継がせる”方法を考えてみることは大事です。
先祖の歴史を残しつつ、“負担”を改善し次の世代が受け継げる方法がきっとあります。
この度、K家様は無事にお墓の移転が完了し、お墓の魂入れには、K様ご夫妻と息子さんご夫婦が新しいお墓に手を合わせました。
清々しい秋晴れの良い日となりました。
実はお墓は田舎の方角を向いています。
お手紙にもあった「両親、祖父母も喜んでいると思うと幸せでした」というお言葉に私も嬉しく思いました。