こんにちは。
デザイン担当の角田です。
実家のお墓をどうするか? 他人ごとでなくわが家もそうだわ!と言う人は少なくないのでは?
50代の娘さんとお母様からこんなご相談がありました。県北のご出身でお父様が亡くなられたのを機に本気で墓じまいを検討。分からないことばかり、また姉妹だけなので、自分がどうにかしなければと不安も大きかったとのこと。
最初のきっかけは、自分たち夫婦の将来のために参加したいろんな終活セミナーでした。特に“墓じまい”のことを勉強すればするほど、自分が抱えている“実家のお墓”の問題が見えてきて、いてもたってもいられずご相談にいらしたというわけです。問題は次のとおり
- 県北のお寺墓地に代々お墓がある。
- 古いお墓(お骨)がたくさん。
- そのお寺の永代供養費用は一人100万円
- 親は仏教だけど、自分たち夫婦とは異なる
- 実家のことなので、あまり費用負担ができない
最初にご相談をお受けしてから約半年をかけていろんなアドバイスをしました。一番に気を付けたことは、お寺様との関係を大事にすることでした。これまでお世話になったお寺様にご相談し、墓じまいと永代供養をご理解いただかなくてはいけません。
一つひとつ丁寧に進めたことにより、このお客様は平和的に墓じまいを完了し、県北でなく家から近い場所で永代供養をすることができました。
「石豊さんのアドバイスがなかったら、できなかったと思います」とおっしゃって下さいましたが、お客様があきらめずに“墓じまい”と向き合ったことで、お参りしやすさと、将来の安心を手に入れることができたのだと思いました。
墓じまいは終りでなく、新しい供養の始まり…。バラの樹木葬に納骨した日のご家族のお顔は、なんと晴れやかなこと。